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2023-09

新築の家その後

別宅ブログに大好きなもの3つ書いて,大嫌いなもの1つ書いたところで戻って来た。
私の大好きなものも大嫌いなものも特異らしいので,ちょっと隔離してみようかの理由。

さて今度の掛川もすでに2週間経った。
最近の家の外まわりと玄関入ったところ

 角地なので軽自動車表と裏に各1台置ける。家の前を通れば陣場峠まで10分。桜の見ごろあと2日?いいですよ。

 裏も表も敷地と道路の高さが連続傾斜していて,建売り用地としては苦闘したらしい。
 設計してみてよくよくわかった…←なので放り出され,格安で買えた。

 何といっても狭いけど,周囲の自然が豊かなので,圧迫感は全くない。

 お蔭さまで快適。<(_ _)>

 玄関周りの小さな小さな植栽,カーポート車止め代わりの鉢もジャガイモ植えたり,野菜中心。花はほんの少し…
 ブログの愛読者様ならどうぞ自慢の自家焙煎珈琲と緑茶(←緑茶は粉にして飲むインチキだけど) 飲みに来てください。
 お待ちしてま~す!
 勿論,そういうご希望の前にはまずはメールで。 自己紹介してね。

写真最後

終の家は「ほぼ」オール電化設備のこと。←言い訳です。

 只今古座。
ここ数年気にかけていて,時には一緒に田んぼに入ったりした青年が田んぼづくり5年やった後,故郷へと去って行った。
3月初旬に行くとは聞いていた。
 家を確認に行ったら人影がなかった…若者が定着するのは本当に難しい。寂しくなった…

 今度の2週間は春の植え付けで忙しい
生姜,里芋,ねぎなど,あまり手がかからないものばかり。

 さて
 終の家は「ほぼ」オール電化設備のこと。←言い訳。

 「ほぼ」というのはインテリア兼用鉄瓶置き場の石油ストーブ導入したので。災害用にも便利そうだし。
長い間石油ストーブを使っていなかったので,18Lの石油タンクも購入した。町の家にもよく似合う。そして思いがけず便利で,毎日食べているあんこ,小豆煮はこれでコトコトやると難なくできる。1年中使うことに決定した。

 話を戻す。
で,オール電化の言い訳。

「高齢者住宅だから」

 15年前までの自分なら考えなかった。風呂沸かすのに電気なんて使うなよ。簡単に止められない原発の深夜電気利用は電力会社の思うつぼ。(´・ω・`)

 田舎暮らしも自分の体が年をとることが想定外だった。 持ち前の「行動力」の前には年を取るなんて考えは はるか後方に押しやっていた。

今やどうどうたる,高齢者と後期高齢者の2人住まいなのだ!!

 随分前だけど,時々TVに出てた御高齢女優が調理中のガスコンロの炎が袖口を燃やし,そのまま火だるまになってしまい
亡なられたことがあった。

 老人は電化住宅だっ!←色々運動中の若い方々,勘弁ね。

 今回,太陽光発電3.9Kwp導入した。Myホームに太陽光発電設備は実は3度目なのだ。
 太陽熱温水器と間違われる位,近所の誰もが知らない古い時代に導入したこともあるのだよ。

このたびの建築工事を終えて思う

昨日の完了検査OKだった。ようやく肩の荷が下りた…  

私が田舎暮らしをはじめた後の,今から10年前に建築基準法の改正で,シックハウス症候群対策で家全体の換気設備が
必要になった。

 今やほとんどの家が新建材というもので建てられていて,新建材=ほぼ不自然素材というわけなのだけど,
 
 自然素材が割高,手をかけて作れる職人さんが少ない,大量生産による価格の安定や規格化による工期の短縮,消費者の嗜好など新建材に移行してきた理由は色々あるけど,

 結果,色んな不自然物質が住宅に入り込み,今は換気システム業界もおいしいことになっている。 

 うちのような自然素材で真壁づくりで,漆喰や自然塗料を塗ったのは原則からはずせるらしいけど,現実には家具からの揮発もあるので,原則どおりにしろって言ってくる。家具だってうちの場合はリサイクル家具なので揮発ずみなのだが…

 一応24時間吸排気できるロスナイで対処したが。

 和風の旅館などで,襖の建具の下をカットしてあったり,雰囲気の良い便所のドア下が10cm角に切り抜いて(裂いて)あったりするのは換気経路になっている訳なのだけど,風流なドアに何てことするんだ?って思ってしまう。

 左官屋さんは,本当にいい左官屋さんに来てもらったので,うちは何とか完成できたのだけど,「左官の仕事が不要な家ばかりで職人が要らなくなってきている。技術を伝えようにも弟子もいない」

 農の未来も心配だが。建築業界も心配だ。

終の家お蔭さまで完成!  

古座から戻って2週間余。今日も2人でこまごまとした工事をしていた。住む人間でないとできない部分の工事を…

明日は完了検査の日。

アパートは2月末までだったので,完成前から徐々に荷物を運んでいたので,家の中はゴタゴタ。写真なんか撮りたくなかったけど,今とらないと二度と写せない部分も出てくるし。まっいいかと。

私が心から望んだ家は現代ではなかなか見つからない職人さん達の腕を必要とするものだった。
こうやってすでにこの家にいること自体,奇跡としか言いようがない…夫と二人で感謝している。

 皆さまほんとうにありがとうございました!


 写真ど~んとUPしちゃいます。今回も照明器具のほとんどはヤフオクでした。家具で新規に買ったものは何一つない。
 建具は元家のものなので,これからも自分たちで調整し,取り付けていく。

 冷蔵庫だけ,完全ピッタリにスペースに収まるのに変えました。
 年をとったら小さな家がいいよ!←自己満足(#^^#)

玄関

玄関から見える家の様子
キッチンから見える景色

キッチン景色2

キッチンから見た和室



木工事終わったら一転,我等が追われる身に…

 塗装工事終わらないと左官工事も仕上げの給排水工事も電気工事も入れない。
古座へ帰る日を一日延ばしで頑張った。
 
 ベンガラは何とかクリアしたが,柿渋の塗装に苦労。薄かったり,ムラになったり…

 入居後に手直しを覚悟した。(住みながら工事というのはいつもの常套手段だし)
 水野建築さんには塗装工事の完了報告出した。

 実は今日午後3時に古座に戻った。

 朝5時起きで部屋の掃除片付け済まし,6時過ぎに出発したら,四日市付近で渋滞に巻き込まれた。そんなので済んだ… いつもは7時間かかるのだが,2時間近くオーバー。

 激しい渋滞が今夕からはじまるというのでギリギリセーフだ。

 干し柿はサルに全部持ち去られ,大麦は柵と網を乗り越えた鹿に食われ ネギもニンニクも大根の葉もみんなみんなトホホ状態。

 めげない… ←本当?

追われる塗装工事

ある時は塗装職人

 古座では給排水工事や風呂も,セルフビルドでこなしたのだけど,掛川ではそうはいかない。滞在日数が限られているので
(今回来週移動。年内には戻れないし…)

 やたらに手を出したいと主張すれば,工期への支障大だし,チームとして準備されている職人集団の足手まといにもなる。
 結局,普通では使わない塗料を使う塗装を担当させてもらうことに。

 塗装職人

新築の備品は再生家具…

街で使っていた家の家具や備品の90%は古道具から調達したものだったのだが…(古座の家の家具備品も同様でウチの家は 古道具屋さんとヤフオクで成り立っている。)

今度はレトロ和風の住まいになるので,街の家で使っていたものをそのまま持ち込んだのでは雰囲気ぶち壊し…

街の家がお蔭さまで売れたとはいえ(←いい不動産屋さんに出会った 紹介しますよ!)予算も厳しい折り,ここはやはり,創意工夫で乗り切りたい。リユース工房ではこういうのは全く普通ですがね。何でもどーんと言ってみてください。まだ見ぬお客様へ。

 キッチンの流し,手洗いの流しは天板購入のみがうちの普通です。あとは足つけたり,台付け足したり… 

 設備機器が住宅の一番お金かかるところって知ってますよね。住宅メーカーのドル箱です。設備が良くなれば料理の腕が上がるなんてのは勿論幻想。新築住宅からいい料理は大体出てきませんね。だって当分は映画のようにきれいにしておきたいのだから…

 主婦は大体,家づくりで狂ってしまう。いつもは1円でも安い卵を探してあちこちハシゴするのが。こういう時は,お金の感覚が見事に狂ってしまう。「あれもこれも全部捨てて新しいのにする!」

 大体いさめますね。こういう時。うちの場合はね。

今回のような場合,塗装をプロにとか,椅子貼り替えなどはプロにやってもらいます。うちらがやるわけではありません。←結構この違い大きい。(#^^#)← 今回は当然無視。

備品模様替え


 

駆け足,北陸に建具調達の旅

我リユース工房としても私自身の願いとしても,このたび新築中の終の家の建具は「是非とも以前の家のものを使うべき」という結論に達していた。

夫に了解を得,2人旅の予定でいたのだが,思いがけず工務店の社長とその弟さんの協力を得られた。軽ワゴンの私の運転の後ろをトラックで,往復800キロ以上の長旅を同行してくださったのだ。<(_ _)>

宿の2泊で更に打ち解け,楽しい旅行モードとなり,予約の民宿の食事も大当たりで,社長と弟さんにも喜んでもらえて,モチ私達も大満足の旅を終えることができた。

富山県八尾町で1泊,富山県利賀村で1泊。

元家のこと。冬の雪の重みですでにところどころ朽ち果てており,何とも侘びしい事態だった。
バブルの頃は移築して料理店にという話もあった家なのだが,誰も住まなくなれば朽ちるのは早い。春から夏は農作業があり行くこともできず,雪の季節は行きたくないし…
気にかけながらも そんなこんなで7年も放置してしまったのだ。

 建具の一部を救い出せたのがせめてもの幸いか。村人は住む人ほぼいなくなっていた。あとは自然に帰るのを待つだけとなるだろう。
 
実はこの地に明治の家の他にも昭和初期の家を1軒残しており,共に100坪近い建坪の家なのだが,これのほうが,朽ちが早かった。これが雪国というものなのだろう。

この家からは自作のドアからステンドグラスを2枚,陶器の手作り外灯だけをとりはずしてもらい,持ち帰った。どう使うかは今検討中。
建具とり

立木から材木への途上です。

 葉枯らしを終えた木から木材に変わり,建築の材料という「材木」になる前に
 まずは枝払い,皮むき。機械で剥いてます。
 大工さんの手元に行くまでにまだ間があるけど,もう少し待ってくださいね。こちらの皆さんも力入ってます。どなた様も大変ありがとうございます。右向いても左向いてもただただ感謝です。
 
製材開始


 
 

手洗いの手拭き

 今回作ったのがこれ。トイレの中ではありません。外から家に入って直ぐの壁につけました。
いつも嫌だった,人の使った後のタオル。
 いや,自分が一度使ったのも二度,三度目は嫌。つめブラシは手洗い場の必需品。
小さなおしぼりタオルを使ったら小さな洗濯カゴに入れます。ティッシュは白い小さなゴミ箱へ。

 結構いいですよ。
手洗いの手拭き

餅送れない今年 2

購入時の家の状況がわからない人用に追加写真の大サービス
ふぃで10年12月25日 2

暮れの餅が今年は送れない…

 孫様お子様 <(_ _)> 

 キッチンの工事が年内に終わるかどうかの瀬戸際になった。母屋の約1/2を占める,広いキッチン&玄関なので,(田舎暮らしは食材の加工場が不可欠)これが終わればあとは,工事完了は目前なのだが… どうしても,年内に塗装工事まで終えたい。

 ご飯をキッチンで食べる生活を新春3年目にしてできるかどうかの暮れなのだ。餅つきもパン焼きも味噌作りも全部外でやってきた。そんな3年目の意地もある。
 こんな文を書いてる間に餅をつけと言われそうだが,こんな文なら30分で済むのだ。

 作業小屋や育苗ハウス,倉庫,蔵,ゲスト用水洗トイレと水場,大きな犬の家などはいくつ作っても,これらはカウントされない。何にもない荒地から出発するのは容易なことではない。だからこそ面白いとも言えたのだが…

 一般的には新築の方がずっと早くできるのだが,勿論お金のこともあるし,夫婦で農作業の合間にできるリフォームを選択。何でも大切に使いまわしてきた,昔の人作った家は梁も柱も,屋根のタルキひとつとっても同じサイズでそろってはいない。ホゾ穴や釘痕があちこち無関係に空いている。もともとその家の為の材料を使って建ててなぞいないのだ。
 水平もたてりも,どこもかしこもまっすぐなところがひとつとしてない。何をやるにもまず腕組みから出発することになる。だからこんなにかかっている… 

夫婦の工事における力関係  木工事:妻>夫 電気:夫>妻 板金:妻>夫 給排水:夫>妻 塗装:妻>夫 左官:夫>妻 設計企画:妻>夫
ふぃで12/25写真

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スエヨギ(twitter名 こみなみなみこ)

Author:スエヨギ(twitter名 こみなみなみこ)
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 米づくりやめたきっかけ
 猿30匹による襲撃時の監視カメラ
 からの至近写真 
(2016年10月より主にニンニク栽培に転向)
 
 今の生活は
 軽ワゴン車の移動
 で成立している
 
 月1回400キロの
 2箇所居住地を往復している 
 
 体力&気力&知力と
 見果てぬ夢とのコラボは続くよ

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