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2011-09

原発労働者とは何か

 日本の新しい総理が,わざわざ自分から外国に出向いて行って,宣言した。「原子力利用を模索する国々の関心に応える」と。ベトナムやトルコなど日本の原発導入に前向きな国もあり、安全性を高めた原発や関連技術については新興国などに引き続き輸出する原発を続けることと原発を輸出することの両方を宣言したのだ。

 さて,20年以上前に私は写真家でありジャーナリストの樋口健二氏の写真や本を読んだりしていた。「原発労働者とはどういった人達を指すのか」を完全に理解していたと思ってきた。今,動画という便利なものが出て来た。本で読んだことのない人,是非これを見てもらいたい。どうしてこんな動画や写真があるのかって?昔も今も命を賭しての潜入なのです。だから私もやめられない…。11分です。
↓原発労働者
http://www.youtube.com/watch?v=wuvwO1RlIVo&feature=related

原発労働者

↓もうひとつ 15分 どうぞ他にもたくさんあります。是非見て下さい。
原発労働者2http://www.youtube.com/watch?v=x3x2fTeyzys&feature=related

熟年百姓の「矜持?」

 本物百姓になって4度目のお米の収穫期を迎えた。
私達は自前の農地の取得の為にそれまでに8年間手をかけた,借農地を手放し,800kmも大移動をした。農地の新規取得の壁はそれほど厚かった。
 2004年に食糧管理法(いわゆる食管法)が廃止になった。50年ほど前に出来たこの法律は食糧の生産・流通・消費にわたって政府が介入して管理するというものであり、食糧の需給と価格の安定を目的にしたものだった。でも私達が農にかかわるようになって,この法律は相当くずれていると感じていた。
 農家でなければ農産物を売ることができなかった。私達は農産物を販売することでまわりの農家に対して肩身の狭い思いをしていた。一方管理されているはずの農家は縁故米を流通させていたし,業者もからむヤミ米や自主流通米もそこここにあふれていた。
 私達が好む山間地(無農薬栽培がやりやすい地域)では,「自給的農家」が普通であって,「出荷しない百姓」がほとんどだった。(耕地面積が3反以上か50万円以上の売り上げがなければ「販売農家」とは言わない。)

 私達はたとえ売上が少なくかろうとも「販売農家」を目ざしたのだ。売上の中には自家消費や縁故の分もきちんと計上する。(←税務上極めてあたりまえだが。でなければ50万円はとても計上できない…)
 日本の農業には,その存続のために莫大な税金がつぎこまれている。こうやって農家になれたことへの感謝と地を這うように頑張っている百姓の誇りを「販売」という形で表したいのだ。個人の所得補償や中山間地直接支払いの,申請はしない。さんざん自腹を切ってきて,小さなお金の為に議員の票田として振り回されたくもない… 

 「自給的農家」や「偽装農家」のことについて,少々過激な意見を持っているので,機会を見てまた書いてみたい。

「新米」 販売開始しました!

 23年度のお米の 販売を開始いたしました!台風の長雨にもめげず,無事育ちました。
 購入は ↓

http://www.kamumi.com/

神実(カムミ)農園のお米:

 種もみの選定,消毒,生育の全期間を通し,一切の薬不使用。

 肥やしは,僅少の有機肥料のみ。(発酵鶏糞,自家製コンポスト肥料)

 お味は噛めば噛むほどおいしいとの声をいただきました。

 神実(カムミ)のお米は,こちらのサイトでの販売と,実店舗では串本駅そば,小西米店さん(電0735-62-0076) でのみ販売しています。

 尚,農作業体験重視から1年以内に神実(カムミ)農園で,2時間以上のお手伝いをしてくださった方は10% の割引とさせていただきます。(割引はネット販売のみ)

 ※一分づき米は玄米を少し搗いてあります。玄米苦手の方にも喜ばれています。
 
 (農作業体験については →「神実(カムミ)農園HP」からどうぞ)

この国の元総理&マスコミ&…

 2011年9月7日、JFNのラジオ番組「オン・ザ・ウェイ・ジャーナル」に出演した上杉隆氏が、朝日・読売掲載の菅直人前首相インタビュー記事に対する批判を20分以上にわたって行なった。

 「ざまあみやがれ」ブログ(荒々しげなブログ名とは違い,いたって真面目なブログです)で,小杉氏の,この20分間の発言を文字おこししてくれてます。私は全く「然り」という感じを持ちましたがね…

 これを読まれた皆さんは元総理やマスコミ等についてどんな感想を持たれるますか。ラジオでは20分間の話でも書き下ろしを読む時間はたった5分です。以下読んでみてください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上杉隆「おはようございます。ジャーナリストの上杉隆です。今回のオンザウェイジャーナル上杉隆、ニュースの見方、えー、今朝はですね。報道災害、そして政治責任。このことについて話をしていきたいと思います。

 実は今日は火曜日なんですね。あの、2日前ですが。におはなししてるんですが。その日の新聞を今見てるんですが。えー読売新聞と朝日新聞等色々見てますが。

 驚いたのは、読売新聞、まずは。菅総理とのインタビュー。これを載せてるんですが。何しろ菅総理とのインタビューをしたことが驚いたんではなくて。そこでのインタビューでの発言ですね。まずそこに驚きました。

 見出しはですね、2面に書いてありますが。読売新聞、

『菅氏、原発事故は人災、シミュレーション機能せず』

 と書いてありますね。驚いたというか、あきれ果てたというのがまず第一声というかですね、文字を読んだ時に

つまり今までですね、適切に対応していた、自然災害だった、未曽有の津波あるいは地震によっておきた、誰がやっても止められないということを、さんざん、この半年間言ってたのに、やめた途端に人災だったと認めるわけですね。まずそこのリーダーとしての責任と政治家としての責任、更にはやはりそれによって大きな被害を被ったですね、福島県のかたがた、東日本の方々、日本全体の、国民全体にとってですね、どうしてこういうことが平気で言えるのかと。人間としてちょっと大丈夫かと。

 取材をしている読売新聞の記者の方も、同じですが、自らも人災を否定していたわけですね。それを平気で載せて自分たちの検証もしないと。こういうようなことが今日の新聞に乗ったので、思わず。このことについてお話ししたいと思います。

 まずですね、その内容なんですが。菅総理、人災ということをそういう風にハッキリは言ってないんですね。どういう形で言ってるかというと。まあ言わばですね、あらゆる仕組みなどが出来ていなかったので、想定していなかったシミュレーションが、いや、想定していたシミュレーションがほとんど機能しなかったと、いうことで、伝言ゲームのような形になって対応できずに結果として誰の意見かわからず。ま、そういう意味でも全体としての備えもなかったということで人災だと。言ってるんですが。

 これまで想定はしていると先ずは言っていました。原発政策に関しては。さらには、繰り返しですね、枝野前官房長官も含めて。そのことについてフリーのジャーナリスト、自由報道協会、海外メディア問うた時に、全員がですね、ちゃんと対応しております、適切に対応しております、と、言い続けたんですね。結果として政府、内閣としてですね、嘘を付いたことになるわけですから。まずそのウソを謝ってからこういうことを発言していただきたいと。
 
 更にはそのウソに乗って無批判に安全ですという報道をした読売新聞も自分たちもこういう記事を載せるんだったらインタビューを載せるのと同時に私たちも間違えましたとハッキリ読者に謝ってからこういう記事を載せると。いうのが普通のジャーナリストとしての、仕事というか役割ですね。まあジャーナリストというよりもメディアとしての役割。もっと言うならば普通の日本人として人間としての当然の良心が働くんだったら、そういう風に謝るべきですね。

 それが何もできてないということで今回の震災が、まさに、日本型人災。つまり、政治も、官僚も、産業界も、メディアも誰一人責任を取らずに。終わったあとに自分たちの無責任さを、えー、棚にあげて誰かの責任にすると。いうことです。

 菅さんは今回総理にもかかわらず、システムの責任にしました。システムが機能していなかったから、人災が起きたと。そしてひどい被曝があったと言っているんですが。それを変えるのが総理の仕事なのに、全くできなかったことを自ら認めて堂々とそれをインタビューで答えていると。いうのは少しおかしいんではないかというか。菅さんの態度がおかしいんではなくて、端的な表現で言えば頭の中がおかしいんじゃないかと。言わざるをえない状況だと思います。

 1つの回答で言いますと、まずですね、菅さん、こういうふうに答えています。

 読売新聞の記者が質問してるのは、

『政府・東電の事故対応は後手に回った印象だが』。

菅さん、

『ああいう事故を想定しないのだから準備も出来ていない。電源喪失は考えなくていいとしていたのだから、当然後手に回る』

と。完全に開き直りですね。

 そういう事故を想定していました、と言っていましたね、準備もしていましたと言っていました。もしこういうことを想定していなくて準備もしていないんだったら、今現在日本中で稼動している50数基、まあ休眠中もありますが。原発ならびに危険なそういうエネルギーの発電所はすぐ止めるべきだと。そういうふうに思います。

 同じような事故が起こってもこういうような言い訳で済んでしまうんだったら総理もいらないですし、東京電力もいらないですし、あるいは官僚もいらないですし、メディアもいらないということになりますから。すぐにこの部分は訂正していただきたいというふうに思うわけですね。
 
 また、読売新聞の記者はこう聞いています。

『福島第一の吉田所長はどんな時に連絡をとったのか』

菅さんはこういうふうに答えています。

『現地の判断、状況を聞きたい時。吉田所長は的確に応えてくれるが、本店に聞くと』

東京電力本店ですね、

『どうしてもワンクッションはいる』

こういうふうに答えたときに、読売の記者はこういうふうに質問しています。

『正しい情報が入らなかったことが一番の問題か』

 菅さん、こう答えています。

『まさにそのとおり。状況の正確な把握ができなかったのはシステムの問題だ』

 えー、このシステムの問題を正して、正しい対応をするのが政治の責任なのに、完全に政府がこうやって責任逃れをしてると。

 そしてまた、これまで正しい情報のもとやっていたというか前言というかですね、半年間言い続けたことを簡単にひっくり返してですね、ここに対して読売の記者は突っ込んでないわけです。つまり自分たちも誤報を垂れ流したために総理と共犯関係にあるわけですから、総理が悪いということを書けないわけですね。

 こんな形で、普通に新聞に載せて、で、一般の人も普通に読んでると思うんですが。犯罪者が犯罪者に質問してですね、犯罪行為を公の新聞に載せるという非常に珍しい国だなあと、思うのが1つあります。

 朝日新聞も菅総理のインタビューを今日のっけております。こちらももっと驚くことがたくさん書いてありますが、全部を紹介すると時間がなくなると同時に、私の怒りの感情も飛んでしまう気もするので適当なところだけつまんで、対応、お話ししますと。

まず、1つには。見出しになってます。

『使用済み核燃料引き取り、フランス政府から提案』

これ菅総理、やっと認めたんですね。さんざん3月の段階で外国政府から色んな形での援助というのがあったと。

 自由報道協会並びに海外メディアもそうですが、フリーランスの記者、みんな追及してました。政府は全否定してました。ところが辞めた途端に、実はそうでしたと言うんですが。ここも本当に恥を知らないのかと。いうのが菅総理に対する言葉と同時に、それを否定していた朝日新聞もこれもまたインタビューに載っけることで見出しにするところもほんとにメディアとしての矜持というのはないのか。と、もともとジャーナリスト、日本の新聞記者はジャーナリストじゃないんですが。えーこういうのを訂正もなく載せるというのは、非常に嘆かわしいなと。いうふうに思います。

 1つ1つ全部読んでいくわけにはいかないんですが。

まあ、例えば、撤退のことがあったんですね。これは実は、私もずうっと取材でですね、菅総理が3月の12,13に、東京電力が撤退したいと言ってきたときに、班目委員長を含めて。怒鳴りつけて絶対撤退するなと言ったことは知っていたんですが。それをやっと認めたと。

 こういうふうに朝日新聞の記者は聞いています。

 『3月15日に東京電力が福島第一原発から撤退するという話があったのは本当ですか』

菅総理、

 『経産大臣から午前3時頃、東電から撤退したいという話があった。撤退したらどうなるのか。放置すれば全部がメルトダウンし、チェルノブイリどころではなくなる。私の頭に撤退という文字はなかった。命がけでどうやって押さえ込めるかどうかだった。そして東電の清水社長を呼んだ。撤退しないのかするのかはっきりしない。これでは危ない。グリップ、掌握、をしないとダメだと思った。政府と東電の合同の事故対策統合本部の設置を清水社長に提案し、分かりましたということになった』

 と。こういうふうに言ってるんですが。はっきりいって、非常に危機的な状況にあった。そうしてメルトダウンのことも可能性もチェルノブイリのこともしっかり認識していたんですね。

 この時政府は何を言ったか。この指摘をした3月12日、13日に、指摘をしたフリーの記者、全員、そういうデマを流すなと。いうふうに言って否定しました。

 更には、その後にこれは法律ですが、そういうデマを流すインターネットのメディアに関しては法律に取り締まると、いうことで施行前ですが、成立前ですが4月1日には実際に、警察庁の方から7つのサイトに関して、閉鎖命令が出ております。

 こういうような形で本当のことを言った人間を政府そして産業界、官僚、大手メディアが一丸となって排除しそしてデマというレッテルを張ったのが実は政府、官僚東京電力大手マスコミがデマを言ってたと。こういう事だったわけですね。

 ところが当然ながらこの紙面には、自分たちがデマ風評を流しました、という文字はありません。あっという間に責任逃れをし、菅総理も全く人事のように語ってるわけです。

上杉隆「そして朝日新聞はこういうふうにも質問してます。

『当時東日本がつぶれると菅総理が周辺に漏らしたと報道されましたが』

と。

えーまあ、この報道されましたがってところは他人事なんでジャーナリストとしての役割を果たしてませんが。

菅総理、これを差し置いて、こう答えています。

『発言していない。ただシミュレーションとしてあらゆる可能性は調べさせた。避難範囲が、100、200,300キロと拡大した場合関東全部が入ってしまう。そうなると3000万人が避難することになり日本という国が成り立たなくなる。原発の考え方を変えた最大の理由はそこだ。国の半分が住めなくなるような事故があるとしたら100年に1回のそんなリスクは負えない。』

これ立派なようなことを言ってるようですが、実際起きてることなんですね。つまり菅総理は今回起きてしまったことをシミュレーションをしたんですが。一番危ないことに関しては考えないようにしようと。

早い話が3000万人を避難させるんだったら、少なくともその本当のことを言わずに、ある程度の犠牲は仕方ないと、いう決定をしたということです。政治は結果責任ですから、そういう決定をして結果としていま被曝者が出ているわけですが。菅総理、そのことについての認識はほとんどないようです。

更にはこれを書いて当時全く逆のことを書いたこの朝日新聞のその認識がないと。本当にこの報道災害、並びに政治家の責任というものが、ここまでひどい国というのは珍しいなと。

そしてまた、読売、朝日というですね、日本のまあ2大新聞、この国の歴史を作ってきたとも自負しているような新聞が、この体たらくと。

いうことで、全くその信頼性を取り戻すとかいうレベルの問題ではなくて、ウソを新聞がこうやって書いて、でそして反省をしないと。ずーっとこのラジオでも行ってきたように、70年前の大本営発表とおんなじではないかと。

さらにたちが悪いのは70年前、正確に言うと66年前の大本営の時はその後、戦後という形で終戦が来て大本営発表で新聞というのはひどかったと、いう反省が出たわけです。

ところが今回は一切そういうのはありません。未だに新聞テレビは本当のことを言っていると、いうことを信じている人は残念ながら一億人ぐらいはいるというのが日本の現状で。えーその現状を変えるというのは相当むずかしいなと。えーいうふうに思います。

フランスのほうからの提案も色々書いてますが。最終的にはこれ経産省とぶつかったことも書いてます。

それから統合本部の設置もそうですが、避難地域の設定に関しては、ほんとうにもう殺人的な会話をこのインタービューでしてるんですが。

もう一個、その文について、えー、どうしても言っておかなくてはいけないのはこのやりとりですね。

『避難地域の設定をどう判断しましたか? 徐々に範囲を広げたことに批判もありますが』

 批判もありますがって、批判をしたことはないんですね、新聞は、ちなみに。3月の半ばに自由報道協会ならびにフリーのジャーナリストはずうっと批判していたわけです。

 これについて菅さんはどう答えたかというと、こういうふうに答えています。

 『原子炉の状態がどうなっているか、どうやって住民たちに伝えるのか。夜なら一軒一軒の戸を叩かないといけない。叩く人間はどこにいるのか。総合的に判断した。』

 誰が一軒一軒叩けといったと(笑)。勝手な前提をもって勝手に判断するという、非常に原始時代に生きているような総理で。今はどんな形ではあっても、メディアも含めて伝えることはできるわけですね。

 えーそういう意味では単に避難勧告を出せばよかったのを、出さないのをこうやって伝える方法がないと、嘘をついて平気でこういうふうに言ってしまうといえると。いうことと。

 これに対して朝日新聞はこういうふうに更に質問してます。

 『範囲は間違っていなかったと思いますか?』

 えー、菅さんこう答えています。

 『直接的な炉の爆発の危険性と、逃げ出すときのリスクの問題を勘案しながら、だんだん広げた。判断の仕方そのものは決しておかしくなかった。』

 えー、『だんだんと広げた』。すでにこの時点で判断の仕方を間違えているというのが国際的な常識です。そして、『判断は間違えていなかったか』と聞いている朝日新聞が間違っていました。

 えー当時自分たちは50キロ圏内に入らずに、『安全です』と言って報道しておいて、そしてこうなった場合いきなりですね、政府側のほうが立場が悪くなると、そちらの反対側について『お前たちのせいだ』と、なるという。これもジャーナリストとしての矜持というのも先ほど言いましたが。やはり人間として大丈夫かなと。そういう人達が作っている新聞やテレビを観るという日本の国民は本当に不幸だなと。いうことが今回の3.11でわかったと思いますが。

 まあ今までずうっと言ってきたことも含めて。半年前、一言でもこういうことを朝日新聞、読売新聞が書いていてくれれば、多くの人達が助かった可能性があるんですが。残念ながら、記者たちが自分で見比べてみればわかると思いますが、えーそういう事の情報に関しては否定的にずうっと書いてきました。

 そういう意味ではこの菅総理、このインタビューを受けている菅総理と、新聞社、朝日・読売も共犯関係、つまり同罪にあるのかなと。いうふうに思います。

 今回のインタビュー、両紙に同時に載っていますが。最後に言うならばなぜ菅総理はこれを在任中に言わなかったのか。辞めた瞬間にこういうような形で言うと、免罪されると思ってるんではないかと。

 いうふうに思ってるとしたら大間違いで。必ずこの菅直人というですね、政治家は歴史に断罪されると。本人は認識ないでしょうが、いくら何を言っても政治は結果責任ですから。菅内閣を支えたメンバー、今の総理の野田さんも含めて、財務大臣ですから、必ず歴史に断罪される時が来るのかなと。

 それがいつになるのかは分かりませんが、結果としてそれを判断するのは本来ならばジャーナリズムなんですが。日本はジャーナリズムは機能していないために、未来の10年後20年後場合によっては半世紀、あるいは70年後の日本人が検証した上で、あの時代はひどかったなと。そしてひどい総理がいてひどい電力会社があってひどい官僚システムがあり、そして最もひどいのはそれをチェックするはずのジャーナリストというのが全く機能していない時代があったんだなと。いうふうに振り返る時が来ると思います。

 ただ振り返っても現在被曝している子供たち、それから福島県の人達にとって、その利益とか、かつての生活を取り戻すこともできませんし、健康を取り戻すことはできないと。そういう意味では菅さんは、インタビューに答える前にまず最初にそういう方々へ謝罪から始まると、いうことを次以降の次回以降のインタビューからぜひやっていただきたいなと。いうふうに思っております。

 えー今回はたまたま一昨日ですね、火曜日発売した読売新聞・朝日新聞の菅直人前首相のインタビューについて、人災だったそして避難地域設定に関してはシステムの問題で上手くいかなかったと、いうことを半ば答えてしまっているというそのインタビュー記事についてお話ししました。次回も宜しくお願いします。上杉隆でした。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「ざまあみやがれ」ブログから (上杉氏発言の書き起こし、終)

稲刈り真っ只中

 今年はそろそろ収穫という時に 台風がやってきた。倒れた稲も出たが,何とか水に浸かるほどの
倒状は免れ,稲刈りの運びとなった。稲刈りの間は毎年夫婦二人とも体重が3キロ近く減りスリムに。
 良い天気が続けば,脱穀してお米になるまで10日ほどかかります。苦しくとも嬉しい季節です。
平成23年稲刈り

台風の爪痕 2

昨夕の写真 当分通う風呂は串本町へ 「古座川町のダムはどうなっているのか いつだって雨がひどくなりはじめると同時に放水を開始する こんなダムって何だ」 って声聞いた 確かに…  

台風の爪痕2

台風の爪痕

 三日間家から出られなかった。それほど恐ろしい雨降りだった。大体は雨が多い南紀だけど,
ノロノロ台風はここ古座川に大きな爪痕を残した。おそるおそる雨あがりに町を走ったらと
んでもない光景が… 家に籠っている間はわからなかったが,ひょっとして町の8割くらいが停電,
電話の不通,浸水があったような感じを抱いた。いたるところに小屋がひっくり返り家が壊れている。

 道に電線が垂れ下がっている。いつもの風呂もいつ再開になるのか見当もつかない。
 ちょっと前に来ていた客がちょうどこんな台風にあっていたらどうなっていたことか。

 で,うちの被害ですが,
(スミマセン。タブン稀有なくらい被害がナカッタ…停電も,不通も浸水もうちはナカッタ。)
たくさんの身内やら友達やらが電話やメールをくれたこと本当にありがとう。嬉しかったヨ。

 夫が不審な感じで私の顔を覘いて,握手を求めてきた。アンタはいつだって運がよくて。
色んな事をうまく切り抜ける…。ありがとうよ!
  (神様ありがとう! 私もそう思ってる。いつだっていてくださっている!ゴメンナサイ!)

台風のつめあと

キエフの病院の子供たち

福島の子供達が自分の子供を生んだ時。つまり福島の25年後の状況です。5分ほど。



キエフの病院の子供達

キエフの病院の子供達

この映像の中で医師の言葉。
「ここでは放射線の被害を見ることができる。日本なら見せないだろう。この国は貧困のために情報流出を阻止する手立てがない。だから、ウクライナは世界中に子供たちが癌に侵されている事実を示している」

母親の言葉。
「私の町、ミエプペトロフスカでは、私と同じ時期に出産したほとんどの母親が、病気の子供を抱えています」

 ウクライナの首都キエフは、当時の人口が250万人、旧ソ連で3番目の大きな都市。チェルノブイリの原発から130キロも離れた街。当時政府は先ず住民を移動させ,その後除染にとりかかった。事故からわずか9日で原子炉をコンクリートで固めた。セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウムなどの放射性物質ごとの土壌汚染度と、年間の被曝量とをそれぞれ計測して、移住レベルに対応させていた。年間の被曝量だけで言えば、5ミリシーベルト以上が「移住義務区域」、1ミリシーベルト以上が「移住権利区域」、0.5ミリシーベルト以上が「放射能管理強化区域」となっていた。

 日本では、年間の被曝量がウクライナの「移住義務区域」の4倍にあたる20ミリシーベルトを超える地域だけを「計画的避難区域」に指定した。またこの指示を出したのが事故から1ヶ月後、実際に避難させたのが2ヶ月後だ。この中には、年間の被曝量が100ミリシーベルトや200ミリシーベルトを超える地域も含まれいる。この地域に2ヶ月間も留まってた人たちは、すでに数10ミリシーベルトも被曝している。

 そして,年間の被曝量が5ミリシーベルトを超える土地の住民に移住を義務づけたウクライナ政府と、子供にまで20ミリシーベルトの土地で暮らすことを強要した日本政府。さらに、食べ物に関する暫定規準値。日本では、水も、野菜も、果物も、肉も、魚も、ほとんどの食品の規準値を1kgあたり500ベクレルに設定した。ウクライナでは、毎日たくさん摂取する水は2ベクレル、毎日食べる野菜は40ベクレル、野菜よりは摂取量の少ない果物は70ベクレル、そして、肉は200ベクレル、魚は150ベクレルと、どれも遥かに厳しく設定した。それぞれの食材の摂取量を考えて設定した。

 

 

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 米づくりやめたきっかけ
 猿30匹による襲撃時の監視カメラ
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(2016年10月より主にニンニク栽培に転向)
 
 今の生活は
 軽ワゴン車の移動
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 月1回400キロの
 2箇所居住地を往復している 
 
 体力&気力&知力と
 見果てぬ夢とのコラボは続くよ

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