不思議ワールドを書いた訳
ここ2回ほど,不思議ワールドの話を書いてきた。
福島県双葉町という町は不思議ワールドで書いた,「とある町」の人口のほぼ倍だ。
今,かつてその町に住んでいた人々は移転して日本全国にバラバラに散っている。解散をしないようだ。
こんなことを書くと,「困っている人に追い打ちだ」と非難し,それ以上の言葉を飲み込むのが日本と日本人の流儀のようだ。が,あきらかに「失敗」と思われることに対しては反省をしなければ,人というものは再びも三度も失敗をする。で,私は言う。
かつてこの小さな自治体は原発関連の山ほどの交付金を手にし,人々は生活を謳歌していた。この間書いた,「電柵のおおい町」は今も同じように生きている。
そして,原発関連でなくとも,交付金で「とある町」もそこらの町も市も膨れ上がった暮らしをし続けている。
人々はかつて,どこの親でも言ってくれた,「身の丈に応じた暮らし」なんていうものをとっくの昔に捨て去り,もっと,もっとと手を出し続けている。
もっと欲しいと言えばいうほど,周り回って,自分の支払うお金も少しずつふくらんで,わけのわからない支払いの為に,どこからか手にしてこないといけない生活費が増え続けるってことだ。
だから,人にも,自治体にも多くを望まず,おかしなことには「おかしい」とはきちんと言い,
そして,密かに,命に関する理解や感性に磨きをかけ,そういった人達と情報を分かち合い,(だって分からない人にはどうやったってわからないだろう…)
そして,来るべき時の為に心を備えよう。
福島県双葉町という町は不思議ワールドで書いた,「とある町」の人口のほぼ倍だ。
今,かつてその町に住んでいた人々は移転して日本全国にバラバラに散っている。解散をしないようだ。
こんなことを書くと,「困っている人に追い打ちだ」と非難し,それ以上の言葉を飲み込むのが日本と日本人の流儀のようだ。が,あきらかに「失敗」と思われることに対しては反省をしなければ,人というものは再びも三度も失敗をする。で,私は言う。
かつてこの小さな自治体は原発関連の山ほどの交付金を手にし,人々は生活を謳歌していた。この間書いた,「電柵のおおい町」は今も同じように生きている。
そして,原発関連でなくとも,交付金で「とある町」もそこらの町も市も膨れ上がった暮らしをし続けている。
人々はかつて,どこの親でも言ってくれた,「身の丈に応じた暮らし」なんていうものをとっくの昔に捨て去り,もっと,もっとと手を出し続けている。
もっと欲しいと言えばいうほど,周り回って,自分の支払うお金も少しずつふくらんで,わけのわからない支払いの為に,どこからか手にしてこないといけない生活費が増え続けるってことだ。
だから,人にも,自治体にも多くを望まず,おかしなことには「おかしい」とはきちんと言い,
そして,密かに,命に関する理解や感性に磨きをかけ,そういった人達と情報を分かち合い,(だって分からない人にはどうやったってわからないだろう…)
そして,来るべき時の為に心を備えよう。