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2012-09

尖閣,竹島問題の考え方 とどめの一発

 原発やら政治の迷走だけでも日本は死にそうなのに尖閣と竹島問題で,日本経済はとどめをさされそうな様相だ。
 
 隣国の政治家は国民をうまくあおり,あおられていきりたっているのはどこの国でも不満の多い若者と頭の固い年寄りが多いようには私には見える…

 関西大学や立命館大学で政治学を教えているらしい,豊下楢彦氏による「安保条約と脅威論」は読む価値があるよ。


http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/publication/journal/documents/12_p01.pdf
 
 忙しい人向けに,もうしわけないけど,ところどころの抜粋,要約です。

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「…改めて,確認しておくならば尖閣諸島はもちろん,北方領土も竹島もさらには南沙諸島,西沙諸島も日本の敗戦まではずっと日本の領土であったということである。(ちなみに南沙,西沙諸島は1938年,39年に日本が相次いでフランスから奪取)ということは本来ならば,これらの諸島,島嶼の帰属問題については51年に調印されたサンフランシスコ条約で解決されておくべき問題であった。ところが,同条約第2条では,千島列島も南沙,西沙諸島も日本が放棄することは明記されたが,帰属先については何も触れられていない。もちろんこの背景にはソ連が講和会議に出席したものの調印しなかったことや中国も台湾も会議への参加が認められなかったという問題がある。とはいえ,サンフランシスコ講和条約は日本の領土問題をあいまいなままに処理したことに重要な特徴がある…」

 「…主権国家が成立して以降も絶えず国境線が動いていたヨーロッパにおいて「固有の領土」といった概念は存在しない。というよりも、そもそも「固有の領土」とは国際法上の概念では全くなく、北方領土、竹島、尖閣といった領土紛争を三つも抱え込んだ日本の政府と外務省が考え出した、きわめて政治的な概念に他ならないのである。…まずは「固有の領土」という不毛な概念から離脱することである。」

 「政府やメディアが、国際法上の根拠もないこの概念を綿密な検証もなしにお題目のように繰り返すことで、日本外交が呪縛され柔軟性が失われてきた…」

 「米国は沖縄返還の前年1971年6月の返還協定の調印を前に、「沖縄と一緒に尖閣諸島の施政権は返還するが、主権問題に関しては立場を表明しない」との「中立の立場」を方針として決定するという、「あいまい」戦略をとっている。これはニクソン政権期での「米中和解」による中国への「配慮」であることと加えて、<日中間で領土紛争が存在すれば、沖縄の本土への返還以降も「米軍の沖縄駐留は、より正当化される」という思惑であった。

 つまり、尖閣諸島の帰属に関する「あいまい」戦略は、沖縄返還に際して日中間にあえて紛争の火種を残し、米軍のプレゼンスを確保しようとする狙いがあったのである。>

 領土問題をめぐる米国のこうした思惑は、「北方領土」問題でも鮮明に示されている。
つまり、日本とソ連が領土問題で紛争状態を永続化させることが米国にとって多大なメリットがあるという判断である。そして、<いずれにせよ、国際社会から見れば、尖閣をめぐる問題は、まさに「異様」と言う以外にないであろう。なぜなら、日本の政府もメディアも研究者も世論も、豊富な資料と歴史的経緯に照らして尖閣諸島が間違いなく、「日本固有の領土」であると主張し続けてきた。

 ところが、この「明々白々たる歴史的事実」を、唯一無二の同盟国たる米国が認めようとしないのである。
中国からすれば、これほど有り難い状況はないであろう。実に同国は、尖閣の帰属をめぐる日米間のこの重大な亀裂を徹底的に突いて攻勢を強めてきたのである。… 尖閣問題をめぐって、中国の「横暴さ」と米国の「無責さ」との間に翻弄されないように、「横暴で無責任な」パワーを規制する「国際社会のルール化」という方向で、ASEANや周辺諸国と密接に提携しつつ日本がイニシアティブをとるという方向性こそ、日本の国際的な「存在感」は飛躍的に高まるのではなかろうか…」
 
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↑ 以上 まとめ 以下はどうでもいい,私の感想

 今頃になって日本が領土を簡単に主張すればすむ問題でないことがよ~くわかったよ。今までの政治家がアメリカのポチとなって,言うべきことも言わず,段階を踏んでやるべきことをやってこなかったのだってこと。中国のも韓国の政治家もそういう日本の立場を熟知しつつ,ことを運んでるということを私たちは知っておかないといけない。

 とりあえず今までどおり,実効支配としながら,戦略を練るべきだったのだ。アメリカに釘をさし,日本の正当性を引き出しておいてから,石原はことをはじめなければならなかったのに,おいぼれ政治家の罪はあまりに大きい。

 私たち国民がやること。それは信じるに足る相手を見つけ草の根外交を今までどおり続けることだ。あおりや,挑発にのらずにね。そういう国民のほうがどこの国民でも圧倒的に多いのだ。

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