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2013-04

核兵器」にすら、反対しない・できない日本政府

2013年04月24日付け


「院長のひとりごと」

独立の日の式典して、独自憲法をぶち上げる前に、まず、米国から独立したらどうですか、安倍さん。

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全く全くその通り!

山奥の田舎の家

 雪国の昭和初期までに建てられた家はどんなに古くても骨組がしっかりしている。家が雪の重みに耐えられるように。山の家では戦災もなくひっそりと残った家がある。明治の家の匠のわざは一見の価値がある。

 前の田舎暮らしの山奥に,ここ南紀に来るにあたりそのまま置いてきた家が2軒あるのだ。1軒は明治の家,もう1軒は昭和初期の家なのだ。

 昭和初期の家の隣の家は私達が暮らしている間に「道の駅」の建物用にと飛騨の大工が解体し移築した。こういう話になることは滅多にない。ふつうは買えても再売りは不可能。

 太い大黒柱に大きな梁,天井も廊下の板も無垢。建具は重い帯戸。

 そのような家に現代人が住むにはまず補修が欠かせない。本格的に補修するなら本物大工の手やそれぞれの職方やお金が果てしなく必要だ。現代生活に合わせる為には設備も一新しないと快適にはほど遠い。

 お金をかけて苦労して作っても不具合はなかなか修正しきれないものだ。最初から計算してつくる新築のようには決してならない。

 だからと言って,今の紙や合成樹脂で固められたような新築住宅に首を傾げる人は建築業界にもたくさんいるが私はこういう家は本当に価値がわかる人にこそ住んでもらいたいと思っている。こういう家には人が素朴に暮らしていた時代の名残りがある。現代人の心を和ませ落ち着かせてくれる何かがあるのだ。

 そもそも田舎に入ろうという人は補修ぐらいできないと何事も覚束ない。
 最近この家のことで問い合わせがあり,不動産屋にはかけず,電話番号を書いて打ち付けてきたのだが,ひょっとして動くのかなと思っている。

 用

18年前の元お客様の工事相談 あれから

 あのあとまた彼女から電話かかってきて色々聞いたら,3つ問題があった。彼女の願いはかなわないってこと。

 本当はちょっと器用な人ならだれでもできる仕事だと思い,(本人が希望している内容によると)お相手が78才なんで,的確な仕事ぶりからあまりに遠い人を送り込んでまたまた新たなトラブルを引き起こしたくないと,あえて資格者を募ったのだけど。

先ずその1
 彼女の願いは,TVのリフォーム番組でbefore after なんていう番組からの影響があったと思われること。それまで使っていた思い出の家の一部分を,新しい家の極一部の場所にアクセントとして使うとか材料の一部を使うなんてことを78才の女性にまで思いつかせたのは罪なのか,いいことなのか。とある掲示板でこの番組のことぼやいたら,制作現場をよく知る人から聞いた話として,リフォーム済みの家との対面の場面の涙は感激の涙だけではないという返事があった。色んな仕掛けも目新しい時は使ってもすぐに使わなくなるって。やっぱりね。
 施主が望みもしない仕掛けの数々でも。心に残る人には残るらしい。

その2
 彼女が新しく契約した新築住宅は,営業的に坪単価の相当安いのが売りで,昨今名前も知られているメーカー。それは,規格住宅だ。それぞれの道路の位置によってパターンが用意されており,電気配線から各種設備に至るまで,箇所や個数,グレードが決まっていて,少しでもそこから逸脱すると,どんどん差額が発生するような新築住宅。
 ほとんど賃貸の家に住む感覚で暮らすつもりなら,お手軽だし,そんなに悪い選択でもないかも知れない。がしかし,中古の家から付け替えてもらいたいなんて話はとうてい受け入れてはもらえない。お金だけでは済まないからだ。

その3
 お金だけではないすまない問題の第一。じっくりリフォームに取り組んでくれる大工が,絶滅寸前。リフォームを喜んでやってくれる職人もまずいない。数こなしてナンボの業界だ。面倒な仕事はかけもち仕事の足手まといにすらなる。実は頼んだ方も余程の覚悟がないと,最新の家のほうがよかったと思ったりもする。費用対効果においてゆらぎは本当にないか?
18年前,大工の平均年齢が64才と聞いていた。前の田舎暮らしで素晴らしい大工に出会って,頼み込んで,農閑期に大好きなリフォーム工事に出向いた。(百姓になっていても頼む人がいるってすごい!)
 彼は70才を超えていた。十数本の「ノミ」の先端が使い込まれて,どれもピカピカに研いであった。付き合ってわずか3年ガンで亡くなった。惜しい人を亡くしたと心から思った。

春! うちの御殿場桜とレンゲやスミレなどなど

 今年は南紀でもソメイヨシノの開花が早く,3月末には散ってしまい,4月7日の古座の桜まつりは葉桜だった。
 
 うちの桜は御殿場桜で遅れて開花するのでまだ楽しめている。私の好きな一重で小ぶりな桜だけど色もとてもきれいだ。少しずつ木も大きくなってきていてうれしい。

 それに年々増えてきたレンゲやスミレ。数年前農園の田んぼに播いたレンゲの種が敷地のはずれにまで飛んできて増え続けているのだ。(田んぼではチッソが効きすぎてえらい目にあったので,レンゲは卒業したのだが…)

 春の酵素をもう2回作ったが農園の中だけで相当数の野草薬草が採れる。げんのしょうこ,ドクダミ,ヨモギ,スギナ,ゼンマイ… 今年のヨモギ餅もう二回搗いて食べた。おいしいよ!

 農薬を使わない園では,草刈りの手入れを続けるうちに年々豊かな植生になってきていると実感している。

桜0


近くなら飛んで行ってやってあげたい「あったか店舗工事」の18年後の仕事依頼

 昨日から今日にかけて二人の女性が私の携帯に電話をかけてきた。30年以上のつきあいの友とその友の紹介客で,18年前にとある建築工事をした家の女主人だ。

 つまりうち一人はかつてのお客様だ。建設業というものはクレーム産業と言われているほど,設計,現場,引き渡しにいたるまで,トラブルの種はつきない。ものが大きいだけに現場の出入りの人や物も多く,それらの監理,監督も雑多だ。アフター,メンテナンスのこともある。引き渡した後も長く使用されるものなので,業界をヤーメタといっても後々にどこまでも尾を引くものなのだ。

 だから最初に友が電話をしてきて,私と連絡を取りたがっているといってきた時は結構ドッキリしたのだ。

 ところが案に相違しそれは私としては動きようがないながらも結構有難くも嬉しい話だった。

 18年前彼女から請け負った建築工事とは彼女の家の玄関他を壊して,増築しカラオケスナックをつくる工事だった。彼女は役所を定年退職したばかり。第二の人生はカラオケスナックのママが希望だった。

 閑静な大型の住宅街の中で「カラオケ」とそして美しい夢のあるお店をつくる。美人できれいなものが大好きな彼女の希望を満たす仕事は大変でも楽しかったのを思い出した。防音工事とか,作り付けのボックス椅子とかもやったなあ…

 そして私をさがしてまでやりたかった78歳になる今の彼女の願い。その店と母屋共々壊して新しい小さな終の棲家をつくろうということでもう契約したのだそうだ。

 が,店に使われている材料がどれも立派で腰板もドアも壁の中の照明も内装も素敵で多くの人に褒められてきた。店をしない日でもずいぶん長い時間その部屋で過ごしてきた。

 大好きだった店を壊すのが辛い。新しい家にその一部を使ってもらいたいというのを誰も聞いてくれない。はじめに契約条件にすればよかったのだがと。いつか使うとして自分でやるから少しだけでもはがしたい。はがし方だけでも教えてというのだ。

 ムムやはり聞いても遠方では動けない困った注文だ。

 年をとるとこういう願いを聞いてくれる人は本当にありがたく思ってもらえるだろう。
 かつての思い出のものはみんな捨て去られてしまうのだ。

 もしももしもだけど。78才の人助けのお仕事に誰か動いてあげられる人いませんか?
 場所は千葉県柏市です。
私のメールアドレスはkamu@zb.ztv.ne.jp 
私の携帯は ●●●-●●●●-●●●● 
 ↑
(ここの携帯番号については1週間ほどでこのブログから削除しま←4/16削除しました…)
 
 尚,私の「あったか店舗工事」って私の妄想?妄想多いのは間違いありません…
 ↓
 これは「大工」としてはシロウトの私がつくった前の田舎での山の中のお店。
 彼女の店は「あったかカラオケスナック」だったらしいのですがもう私の記憶にはほとんどない…
 前の家5







      

南紀で6回目の稲作り開始!

 以前の借農地では稲を7回作った。南紀ではあと1回で,それと並ぶことになる。全く早いものだ。

 籾は1週間以上水に漬けておいて,籾に含まれている発芽抑制物質を洗い流すのだ。すると長い眠りから覚めるのだ。発芽のための温度だが 温度*日数で100と言われている。1℃の水温では100日かかる。3℃では33日。雪国の農地では冷害にも耐えられるように,雪解けの氷のような流れに3週間以上漬けたりした。ここ暖地では1週間と決めている。

 今年初めての試みだが,種籾の選別に串本の海水を使った。海水に沈んだのを使い,浮いたのはもったいないがボツ。乾かしても籾摺り機を痛めそうで使えない… いつもは比重を測った塩水でやっていたのだ。塩も結構使うし(*^^)v

 敬愛する農友が海水で十分いけるってブログに書いていたのでマネした。種籾を60℃のお湯で10分間消毒するのは私はやっている。農友はこれもやらないでいいって…う~んそれはちょっとまだ…

 水浸開始した種籾を,街の家に運び,朝に晩に水から出したり入れたりと管理し,最後はお風呂場で芽出しをそろえたのを,田舎の家に急ぎ持ち帰り。その日の夕方までに撒き終えたのだよ。田んぼの土も他の土も色々混ぜるものもクン炭もすでに作り,苗箱も万端準備してあったのだ。

 計画ハ全て完遂サレマシタ!

 二人で双方の片手を宙で合わせてヤッタネポーズ!(種籾水浸&種まきはもう一回やるのだよ。二人ぽっちの田んぼ仕事が一度に集中しないように。5月の連休に一度目の田植え。二度目は5月末から6月だ)老いを何とか蹴散らし(なだめすかし?)ながら今年も頑張る。)

 今回,田舎の家に着くや雨が降り出し,最後は土砂降りだった。
 いつだって車から降りるなり仕事が山積みで駆け足にならざるを得ない。
 
 ちょっと話はそれるけど
 できる限りいつまでもこんな生活を続けたいよ~。だってとっても楽しいのだから…  

 そのために自分で心掛けてる熟年者の心得。
夫と仲良くする。(農作業も工事も最低二人。お相手の喜びなくして我幸せなし まっ昨今は笑いのツボも共有多いしね)
量より質の食事。材料を吟味し毎日ていねいに食事をつくる。添加物の多いものはできるだけ口にせず,薬を極力飲まない。古来,最新を問わず,心と体との付き合い方をよくよく学習し,自分に合うものを習熟,わが身のものとする。

 去年わが人生最高の歯医者さんに出会った。ずっと求め続けていた歯医者さんに出会った。求めよさらば与えられんという言葉にピッタリなのだ。

 ずっと求め続けていた理想の歯医者さん。歯医者さんありがとう!神様ありがとう!今も街で通っている。死ぬまで美味しいものを自分の力で食べられたらと思ってるが。その為にはまず患者としての努力が必要最大条件のようだ。これも頑張る。

種もみ2

   
 

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 米づくりやめたきっかけ
 猿30匹による襲撃時の監視カメラ
 からの至近写真 
(2016年10月より主にニンニク栽培に転向)
 
 今の生活は
 軽ワゴン車の移動
 で成立している
 
 月1回400キロの
 2箇所居住地を往復している 
 
 体力&気力&知力と
 見果てぬ夢とのコラボは続くよ

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